ミニマリストを3ヶ月半やった経験をレビュー風に書いてみる
私、目堂雅明は
3月中旬からミニマリストを目指して、
少しずつミニマリズムな考え方を取り入れて生活をやってきました。
そしてかれこれ今日まで生きてきました。
さて今日までの3ヶ月半の
ゆるいミニマリスト生活を「レビュー風」に振り返ってみたいと思います。
▼目次▼
▼なぜミニマリストに?▼
まずは前置きとして「なぜミニマリスト目指そうとしたか」を話させていただきます。
・ADHDの人に最適な生き方だから・
以前にも書きましたが、
私はADHD予備軍(まだ医師から断定されていない)です。
カウンセラーの方から「ADHDの気がある」とも言われました。
ADHDとは…
注意欠如・多動症のことで
不注意、落ち着きのなさ、衝動性を主とする発達障害。
それに加えて、
騒音や雑音などの刺激があると注意力が削がれやすくなります。
「散らかっている部屋」も例外ではなく、様々な視覚の刺激(存在自体やラベルなどの文字情報など)から注意散漫になってしまいます。
また
高い衝動性から衝動買いをしたりもします。
高い不注意力(というのか?)から片付けが苦手だったり…
時間管理が苦手でついつい片付けを後回しにしたり…
という例もあります。私もその該当者です。
片付けが苦手→後回し→散らかっている部屋で注意散漫→予定など大事なことを忘れやすくなる(これもADHDの特徴)→人生が嫌になる→ストレスで衝動買い→ますます部屋が散らかる(そしてお金もなくなる)
→最初に戻る
ミニマリストを目指す前はこのような負のスパイラルをいつも辿っていました。
やめよう…こんな生活…
そこで出会ったのが「ミニマリスト」の生活でした。
持ち物をできるだけ減らし、必要最低限のもので生活を営むこと。
つまり
断捨離をしたり必要なものしか買わないようにしたり、
さらにはリビングでよく見かけるソファやテレビ、シャンプーなどのストックをも手放したり、
1日1食にしたり、
住む家を持たないようにしたり…
ここまで行く方は本当にスゴイです。(そこまでしませんが…)
この考え方には、
「散らかった部屋が改善する」というメリットが含まれています。
さらに、
必要なものしか買わないことから
「お金の節約」「衝動買いの防止」にもなるそうです!
私はこれらのスゴすぎるメリットから、少しずつミニマリストの生き方を取り入れました。
(急激に1日1食にしたり、住む家を手放したりするのはちょっと気がひけるので…)
▼取り入れた方法▼
(これから紹介する方法は、様々な情報を元に自己流に行った方法です)
・断捨離をする・
まずは家の中にある「不要なもの」を捨てます。
「不要なもの」とは
・ボロボロになったもの
・サイズが合わないもの
・毛玉がいっぱいついているもの
・無くても代替えできるもの
・同じ色、同じ形、同じ役割をもった「必要以上にある」もの
・なんか気に入らないもの(近藤麻理恵さんが言う「ときめかないもの」)
・長らく使っていないもの
これはたとえ高価なものであっても手放します。
手放す時は「(活躍してくれて)ありがとう」と言って(近藤麻理恵さんのn番煎じですが…)、
または「活躍させてやれなくてごめんよ…」と謝って、
ゴミ袋なりメ●カリなりブック●フなりに成仏させてあげました。
もちろん手放す時は当然「もったいない」と思いましたが、
「無駄なものを買って増やすことこそ最大の『もったいない』である」(これは私が作った文)
と考え手放しました。
・ボロボロになったら捨てる・
これは、YoutuberをやられているミニマリストのTommyさんの考え方を取り入れたものです。
それを体現している言葉がこちらの動画にあります。
今日の下着で救急車に乗れるか?(3:49あたり)
お恥ずかしながら、私はよく穴の空いた肌着をこっそり着ていたり
肌着だけでなく中敷が破れた靴を履いていたり、中身が黒ずんだ財布を使い続けていたりしていました…
救急隊に見られたらアウトですね。
破損したものは修繕するか、できなければ手放しました。
・コーディネートを限定する・
これもTommyさんの考え方に基づいたものです。
(7:58あたりにて)地曳いく子さんの本を参考に実践していることが、
「コーディネートを限定する」ということです。
曰く…
毎日違う格好をしなければいけないと思っている人がいるけれども、
本には「バリエーションの呪い」と呼び、雑誌やアパレル業界が作り出した幻想と指摘している。
オシャレとは「毎日違う服を着ること」ではなく「自分に似合うワンパターン」を見つけることと言い切っている。
だそうです。
とはいえミニマリスト駆け出しの私としては、毎回同じ服を着ていると他の人から
「あれ…洗濯していないのかな?」
と思われるのでは…と思っています。
そう思われても面倒くさい(ADHDの特性)ので、
同じ色の違うブランドの服を何着か持つようにしました。
そしてワンパターンの服は、実は決められなかったので
あるルールを決めました。
トップス、ボトムス、靴を
青、黄、白、黒 のいずれかにする。
私は青と黄の組み合わせが好き(黄金比並みのコンビだと思っている)なので、それに似合う白・黒 を組み合わせた感じです。
ミニマリストといえば白か黒だと思いますが、
青と黄コンビはどうしても譲れません。
・セールにつられて買わない・
ミニマリストの間ではよく「セールで動くな」と言われていたので、それを実践してみました。
元々ケチなところがある私は
以前よくセールにつられて物を買ってきましたが、
断捨離のとき捨てるものの大半がそのセール品でした…
ほころびが出ていたり
毛玉だらけだったり
デザイン自体が気に入ってなかったり
どれだけ我慢して着古していたのだろう…と思いました。
ただ、個人的にセール品、安いこと自体は悪いことではないと思います。
例えばスーパーやドラッグストアの「プライベートブランド」は十分な質で良心的なお値段だと思いますし、
欲しいものがセールで安くなっていればなお万々歳です。
恐らく「セールで動くな」の本質は、
質や本当に欲しいかという判断を無視して
「安い」というだけで買ってしまい続けて、
無駄なものを増やすことだと思います。
・いいものだけを買う・
これもミニマリストの間で言われていることです。
気に入っているものであれば大事に扱いやすいので、長持ちしやすい。
長持ちしやすいから買い換える頻度が減る。
しかも気に入っているものに囲まれると精神衛生的に良い。
たとえ高価なものでも
無駄なものを買わなかったお金でいいものを買うようにしました。
▼結果(メリット編)▼
このような生活を3ヶ月半程やってみた結果…
まず
部屋がスッキリしました!
掃除が大幅に楽になりました!
そのため
面倒くさいはずの掃除が楽で楽しいものに切り替わりました。
きわめつけは「息抜きに掃除」という習慣まで生まれました!
あと…
本当にお金の節約になりました!
私は今年の4月から「 マネーフォワードME」で家計簿をつけていますが、
毎月約1000円ずつ出費が減っていました!
ADHDなりに毎月予算を組んでおり、余った分は貯金に回しているので、
このままいけばすごい額の貯金額になりそうです(ウフフ)。
▼結果(デメリット編)▼
残念なことにこの生活にはメリットだけでなくデメリットもありました。
それは、
物欲が増えたような…
前述した通り、
お金が節約された分余裕も生まれました。
そして今でもストレスがかかると
欲しいものはないけれども
衝動的にお金を使いたくなります。
なんというジレンマなのだろう…
対策として、違うストレス発散法を見つけた方がいいかもしれません…
▼まとめ▼
ミニマリズムの考え方を少しずつ取り入れると部屋がスッキリしたりお金が貯まったりと、確かに巷でよく聞かれるいい効果がありました。
しかし、「物欲の悪魔」と常に戦わなければならないということに苦労しています。
これからミニマリスト生活を始めようとしている方、
少しずつでいいんです。
一部でも取り入れればメリットを享受できます。
ぜひチャレンジしてみては?
▼あとがき▼
これからもミニマリズム生活は続けるつもりです。
例えば…
・昼食だけ抜いて、軽食のみにする
・用途が複数あるものを買う(例:シャンプーとボディーソープは手放して、その2つを兼ねたソープを使う)
・代替えできるものは代替えする(例:体を洗うスポンジを手に置き換える)
・たくさんある本を減らす(どうしても手元に置きたい本がありすぎ…)
・PC内も断捨離、ミニマリスト生活を取り入れる
もしまた思い立ったらこんな風に進捗を書こうと思います。
乞うご期待。