平沢進について徹底解説! 平沢進との出会い
特別お題「わたしの推し」
それは平沢進様です。
今回は私の人生に多大な影響を与えたお方、
さんについて語ろうと思います。
▼目次▼
▼平沢進とは▼
平沢進とは、ミュージシャンである。
が、ただのミュージシャンではない。
まずはこちらをご覧ください。
…お分りいただけただろうか。
歌っているおじさんが平沢さんなのですが、
無表情で〇〇を〇〇しながら歌っている…(ネタバレ防止のため伏せ字)
私は4年前、これを見て確信した。
「この人絶対面白い人だ」
というように平沢進とはミュージシャンなのですが、
ぶっ飛んだパフォーマンス
ぶっ飛んだ独自すぎる音楽性
ぶっ飛んだ世界観
…
これらを合わせ持った方なのです。
▼ぶっ飛んだパフォーマンス▼
先ほど説明したように
無表情で〇〇を〇〇しながら歌っている(ネタバレ防止のため伏せ字)映像は
「ノモノスとイミューム」(自分でも意味がわからない)と名付けされた
「インタラクティブライブ」
の映像です。
インタラクティブライブとは…
ミュージシャン平沢進が支援者の協力を得て考案し、
1994年から始めた
「ストーリー仕立ての観客参加型」マルチメディア・コンサート。
ステージ上に設置された巨大スクリーンに投影される
文字情報や映像によって表現されるストーリーが、
参加者たちの意志をリアルタイムに取り込みながら
音楽と共に目まぐるしく変化してゆきます。
それはさながら壮大なロール・プレイング・ゲームのようでもあります。
リンク→index.html
つまり
観客も参加できるRPG+平沢さんのライブ=インタラクティブライブ
なのです(うまく説明できただろうか…)
インタラクティブライブの世界観を知ってもらうために
こちらをご覧ください。
(これは「WORLD CELL 2015」の映像です)
3:43ほどに赤と青の丸が出てきたと思いますが。
これは選択肢になっていて、
丸が発する音の「音程」に合わせて観客が声を発することにより
選択肢が選ばれます。
すごいでしょう✨
また、観客の「歓声」の量で選ぶVer.の選択肢もあります。
この選択肢によって
ハッピーエンドとなるか
バッドエンドとなるか
変わります。
インタラクティブライブには毎回固有の「ストーリー」があり、
ハッピーエンドと
バッドエンドが用意されています。
例えば
観客の選択でバッドエンドを選んでしまうと、
平沢さんがお亡くなりに…
(ストーリー上で)
なんてことにもなりかねないので観客もヒヤヒヤものです。
ちなみに「普通のライブ」も行っています。
興味がある方はこちらをご覧ください。
「HYBRID PHONON」
▼ぶっ飛んだ独自すぎる音楽性▼
平沢進は…
…より歌に重心を置いた無国籍風サウンドで
「過去(神話/民俗的世界)」と「未来(SF/コンピューター的世界)」
が「現在」に出会ったかのような、
独自の音楽世界を確立した。
リンク→hirasawa
つまり、民族的世界×SF世界を組み合わせたような音楽です。
個人的にその代表例だと思っている楽曲がこちら
「Sim City」
なんかSFにタイの世界観を入れたような感じですね。
(平沢さんは自ら「タイショック」という程、タイに影響を受けた過去があります)
あと個人的に、ストリングス/オーケストラ×SFを加えた雰囲気もあると考えています。
これもまた過去と未来の融合なのかもしれません。
「白虎野の娘」
「パレード」
またゴリゴリのSF世界を描いた曲まで…
「
「
これらはジョージ・オーウェルの小説『1984』をもとにして作られたものと言われています。
補足:
平沢進は現在までソロ名義で活躍していますが、元々「MANDRAKE(プログレッシブ・ロックバンド)」「P-MODEL(ニュー・ウェイヴバンド)」というバンドを組んでいました。平沢さんの音楽にはこういったルーツがあります。
▼ぶっ飛んだ世界観▼
前述したような
ゴリゴリのSF世界を描いた曲のように
SF世界を主に描いています。
特にディストピア世界や量子力学(シュレーディンガーの猫とか多世界解釈とか)
の世界です。
ディストピア世界といえばジョージ・オーウェルの『1984』のような管理社会が想像できると思います。
さて、一番分かりづらいであろう「量子」というのは…
(自身で調べたことをもとに個人的な考察を含ませて語らせていただきますが…)
原子を構成する=物質を構成するものであり、
あらゆる可能性が重なって含まれており、
人の目の観測次第で固有の形になる性質があります。
『シュレーディンガーの猫』を例にすると、
死ぬ確率と生きる確率は箱を開けない(観測しない)限り同時に重なって存在し、
箱を開ける(観測する)ことによってその可能性が収束、どちらかの結果が出現する(いわば判明する)。
つまり可能性は観測しない限り無限に広がっていき、
観測することによって、「将来の夢が叶う可能性」や「人類が滅ぶ可能性」が浮上する。
その可能性のために行動し、観測し続けることによって
「将来の夢が叶う可能性」や「人類が滅ぶ可能性」が叶うというわけである。
しかし、ディストピア世界はそれを許してはくれない。
社会(厳密には一部の富裕層)のために民たちは搾取され、可能性はことごとく排除される。
たとえその先に破滅の可能性が待っていようとも…
それを体現したのが、
平沢進のインタラクティブライブ「LIVE白虎野」だったりする…
また、
ディストピア批判と日本の古典音楽、
宮沢賢治のような詞とストリングス、
キリスト教と世の中の事件のこと、
量子力学と仏教とテクノ…
どういう曲があるかはYoutubeやCD、さらにはライブへいって確認してみてはどうでしょう☺️
▼現在は…▼
7/28にニューアルバムを発売しています。
公式サイトで買えます↓
楽天でも買えます↓
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2022年の3/25〜26の2日間に渡り、
なんと新しいインタラクティブライブ
「INTERACTIVE LIVE SHOW 2022 zcon(ズィーコン)」
が開催されます!
詳しくは以下のリンク(公式サイトに飛びます)でチェックをお願いいたします↓
▼自身への影響▼
私は4年前のあの日から平沢さんを知り、私淑してきました。
特にTwitterでの一言が、私の胸を射抜きました。
(平沢さんはTwitterやるんですよ)
ステルスのTwには量子力学と仏教が香る。この異種間にどんな共通を見出しておるのか答えよ。
え!? 同じものでしょ?
— Susumu Hirasawa (@hirasawa) 2017年9月23日
つまり
量子力学と仏教は同じものじゃないの?と(いうノリでそう)述べています。
確かに楽曲やライブの所々に、その考えが散りばめられています。
これが、
私が仏教と量子力学に興味を持ち、
以下のF50サイズの絵を2枚使って1つの絵を仕上げることとなった
きっかけです。
最後まで見てくださりありがとうございました🙇♂️